弊社ではOEMなどで様々な型typeが毎シーズン開発・改良されていますが、こちらでは代表的な型をご紹介します。

 来客用の踵がしっかりした型崩れしにくい形状です。

吊り込み機で高温にかけ、成型した後、八方ミシンで縫製したタイプになります。

綺麗に仕上げるには熟練の技が必要とされます。

また、型崩れ防止用にボール紙を使用しているため、洗えません。

工程は多少異なりますが、秋冬用にボア(フェイクファー)生地を使用したタイプが多く生産されます。

 現在スリッパでは最も量産されている型です。

吊り込みと違い、甲巾広めのタイプなので、ゆとりのある履き心地です。

また、幅広により柄物(プリント)や、レースなどの加工がしやすく、綺麗に見えるタイプになります。

 使用するパーツや芯材料が少ないため、軽量で柔らかいタイプ※になります。

※吊り込みや外縫いと比較

底材も柔らかい素材を使用している場合が多いので、静音性に優れています。

また、クッション性もありますが、反面型崩れしやすいです。

 靴に近いような履き心地のフィットしたタイプになります。

現在、ルームタイプにはいろいろな形状が見られますが、パーツ(工程)が多いため

綺麗に作るためには熟練の技も必要ですし、他の型に比べると高価になります。

靴のようにラスト(後型出し)加工や、厚めのインソールを入れることが出来ます。

 スリッパの中では特殊な、踵を立てて(脱げにくい)、つぶして履ける2wayタイプになります。

もともとはモロッコの伝統的な革のバブーシュから来ており、前被りで踵が無いフラットなタイプが多いです。

通常は細身で一枚革で作るので、軽くかさばらない反面、クッション性はあまりありません。

踵を立てた状態↑

 足裏に沿ったインソールを入れた接着タイプになります。

現在ではルーム型と混合したような様々な接着タイプが見られますが、他の型に比べて硬質で、重量があります。

また、足裏にフィットした形状になりますので、足が疲れにくいです。

 ヒールが高めの接着タイプになります。

足がキレイに見える効果と、足が引き締まる効果があります。

ストレッチ型は踵が短いので、より脚が引き締まるタイプになります。

台所や洗濯物など立ち仕事の多い、屋内家事などに向いています。

  足裏を刺激する凸凹インソールの接着タイプになります。

冷え性の方や足裏を刺激したい方、気分転換したい方におすすめのスリッパです。

こちらもコンフォート型と同様、硬質で重量があります。

凹凸のタイプによっては歩かない場合も足裏をぐいぐい押すことで刺激できるタイプもありますので

在宅(デスクワーク)での利用におすすめです。

 その名の通り、袋に入れて持ち運ぶのに適したタイプです。

用途としては海外旅行、授業参観、習い事など外出時の屋内での利用に適しています。

折り曲げ(たため)てコンパクトな軽量タイプや、お受験用の踵しっかりタイプもあります。

 汚れに強い(拭ける)タイプのスリッパになります。

用途としては主にトイレ(水回り)用・お客様用などに利用されます。

素材はPVC(塩化ビニル樹脂)・PU(ポリウレタン樹脂)の合皮レザーがあります。

本革に比べて安価であり、メンテナンスも楽なので、スリッパ以外では

ソファや車のシート、バッグなどにも使用されています。